「選択と集中」=将来に負担の先送りをしない決意と覚悟を示すことが重要

裾野市と長泉町の子ども世代人口の経年推移

裾野市は令和3年2月に「財政非常事態宣言」を発出しました。これまで一般質問で繰り返し、繰り返し行財政構造の脆弱さを指摘し続けてきましたので「来るべくして来た」と受け止めています。しかし大切なことは、財政非常事態宣言をしたということは、「選択と集中」をする決意と覚悟も共に示さなければならないということだと思います。

現時点では「選択と集中」の詳細は示されていませんが、 このような状況が続くことは、市民も「負」の創造性が発揮されてしまいます…(悲)

心強いことに「この財政非常事態に出来ることは何か?」と声をかけてくれる市民も多いですが、冒頭には「なぜ財政非常事態となったの?」と必ず聞かれます。

病院での治療と全く同じだと思いますが、病名は何で、 原因は何で、治療方法はどのようにする、など病気に立ち 向かうためのプラン作りを医師と一緒に組み立てるのが重要だと思います。