井出さとる
レポート No0016を発行しました。Webでは記事ごとに分割して掲載します。全6回に分割してお届けします。
①は、6月定例会を終えて感じた「素の井出さとる」の思いです。
平成31 年度採用の裾野市職員の募集が始まりました。広報誌にも大きく掲載されており、中に「あなたと” 出来る理由” を考えたい」と大きく書かれています。しかし…これまでの4年間、様々な政策議論を交わす機会がありましたが、「やらない理由」が多くを占めていたのでは、と感じています。
例えばある議員が
議員
公共施設に設置してあるAED は野外型収納ボックを導入して24 時間、いつでも使える様にして欲しい。
と提言すると、裾野市は
ボックスを購入しなければならない。電気工事も必要。夜間は無人となり管理上の問題があり、外への設置は難しい。
市
との答弁で、現在までも前進がありません。緊急時の人の命を守ることより、管理する設備を守る事が優先されている「やらない理由」の典型といえます。
議員は4年に1回選挙で選ばれる市民の代表ですから、勤続数十年の市職員に知識・ノウハウ共にかなう訳がありません。しかし市民の「救命を第一に考えた提案」を受け「出来る理由を考えた」結果が「管理上の都合で困難」なら、市がいう「出来る理由を考える」とは何の事を言っているのか、を確認する必要があります。
井出は「出来る理由を考える」=「実現出来る様、精一杯考え抜く」事だと理解しています。実現する為に前向きな議論を徹底して交わすことが重要です。
井出さとる
もし現在、前向きな「出来る理由を考える」の議論が出来ていないのであれば、議会側にも問題があるかもしれません。
議会全体のレベルアップなど、より1段高い視野に立った活動を目指していく事も重要だと考えています。