井出さとる
地区別人口のコーホート分析から見えてくる、井出が考える強み・弱みをお伝えします。
2回目は西地区の分析結果をお示します。
西地区の人口推移の「強み」「弱み」
西地区の強み
- 調査期間17年間で16歳、20歳、24歳、28歳で全て人口増加
- 平成17年の時20歳(昭和60年生まれ)の世代は、1.7倍に増加
- 子どもの出生数が多い35歳前後が増加している為、子どもの増加が想定
若年層の増加が著しくてすごいわね!
相談者
井出さとる
転入者が多く、転出者による減少が殆どない地区が西地区です。
データからは、現状、弱みに相当する傾向は見当たらないと考えます。
1回目でお伝えした市内の他地区からの転出者が西地区に来ているか、という様な詳細な情報は非公開です。
西地区の一人勝ちって感じね…
相談者
井出さとる
裾野市の出生数が一番多いのは35歳前後です。
平成17年の時20歳(昭和60年生まれ:現在33歳)が1.7倍、平成17年の時16歳(平成元年生まれ:現在29歳)が1.5倍になっています。
予備軍?である世代が確実に増えていますので、今後も10年程度は確実に子どもの人口が増加する地域だと考えます。
裾野市内で「唯一」人口増加する地域「西地区」
転入者が増えて、子どもたちも増えれば地域がにぎやかになって、活気が出るとは思うんだけど…何となくいびつな感じがするわね…
相談者
井出さとる
今後10年間程度は子どもの数の推移を注視する必要がありますが、学校などの整備が必要となる場合もあると考えます。
一方、他の地区の小中学校ではクラス数が減少したり、クラスの人数が減っている地区もあるって聞いているのに…
相談者
井出さとる
このいびつさに対し対応している施策は現状では殆どなく、現在は裾野市の人口減少を食い止める=宅地分譲が主軸となっている様に考えます。
それじゃ、人口減少が激しく進んでしまっている地区はどうなるの?
相談者
井出さとる
現状の人口減少対策の施策は、地区の実情に応じたものとなっていないと考えます。
これまで多くの議員が課題提起していますが、施策の進展が図られているとは言えません。