井出さとる
地区別人口のコーホート分析から見えてくる、井出が考える強み・弱みをお伝えします。
3回目は東地区の分析結果をお示します。
東地区の人口推移の「強み」「弱み」
東地区の強み
- 25歳から30歳位の間で一時人口増加
東地区の弱み
- 27歳位を境に人口減少に転じる
- 人口減少に転じる年齢が年々若年化
- 人口増加最大人数が年々減少
JR御殿場線を挟んで西と東でこんなに若年層の人口動態が違うなんて、ちょっと驚きだわ!
相談者
井出さとる
JR裾野駅に近接している地区なのに、27歳位をきっかけに、子育て世代の一歩手前の世代が転出傾向になっている事に、井出も驚いています。
1回目でお伝えしたように、東地区からの転出者がどこに行かれているか、という様な詳細な情報は非公開です。
東地区と西地区で、何でこんなに違いが出ているのかしら?
相談者
井出さとる
裾野市が行っている「宅地分譲補助制度」ですが、多くは富沢地区である事から、市街化区域内の未利用地が無いのかもしれません。
人口減少対策=未利用地開発 だけではない事を示す「東地区」
富岡地区ほどではないけども、駅や商業施設が近い東地区でも、子育て世代の転出が急激に始まるなんて…
27歳くらいまでは人が増えているのにね…
相談者
井出さとる
調査開始年齢を下げて分析した結果が上のグラフです。
23歳から27歳位の時に一時転入者が増えるのは、入社5年目位の若手や、新卒などがアパートなど単身者が転入しているのかもしれません。
そして、結婚や持家などをきっかけに東地区を離れてしまうのかも…
せっかく住んでいたのに、何で出て行ってしまうのかしら…
相談者
井出さとる
はっきりと理由はわかりません。ただ、「独身の時に必要なものはあっても、子育て世代に必要なものが揃っていない」という事でしょうか…
色々な方のご意見を伺ってみたいです。